うつ病を治療する

うつ病を治療する

気のせいだと片付けないで、素直に受診しましょう

うつ病を発症してしまうと仕事に影響をきたしてしまう、そう考えている人も多いと思います。実際にうつ病を患ってしまった場合には仕事復帰は意志からの判断を仰がなければなりません、筆者の知り合いもうつ病を患った際には約2年間休職しなければならない状態に追い込まれてしまいました。現在でもうつ病を患っている人の中には休みたくないのに仕事を休まなければならない、という人もいます。当然中には働きたいという気持ちを持っている、このままではいけないと思っている人もいるでしょうが、病気ほど焦っていれば治るというものでもないので、じっくりと静養しなければなりません。

静養している人はまだ、うつ病であるということを自覚しているからまだいいでしょう。ですが問題はうつ病であると自覚しながらそんなことを気にしている場合ではないとして、症状をそのままにしている人も中にはいます。やむを得ない事情を抱えている人もいるかもしれません、ですがうつ病は時間は掛かるかもしれませんが治らない病気ではありません。確かに精神をきたしている病気とあって何かと誤解を招くこともあります、精神が病んでいるなんでただの甘えに過ぎないなどとののたまう人もいますが本当にそうでしょうか?

筆者もその友人がうつ病になっているということで、気晴らしも兼ねて遊びなどに連れましていましたが、やはり考える事は仕事をいつ復帰できるかということでした。人から見ればなんともない外見であったとしても、個人の精神にどのような事態が巻き起こっているのかは本人しか知る術はありません。知る術と書きましたが、もっと重度の患者になると自分が今どういう状態なのかをはっきりと理解していない、そんな状態に追い込まれることも可能性としてあるからです。理解しているようで理解していない。うつ病であることを自覚しながら、仕事に関係する身体に影響するからと知らぬ存ぜぬとして扱ってしまうと、取り返しの付かないことになってしまいます。そうならないためにも、専門機関で適切な治療に励んでから、仕事に復帰することが大事なのです。

うつ病の主な治療法

うつ病を発症してしまい、自らの命を立ってしまった人の状態を検証した結果で実はある一つの特徴が共通点として浮かび上がったのです。それはうつ病患者と思われる自殺者の大半が、専門機関で受診もしないでいることが判明したのです。何かとせわしない毎日で、他愛もない問題だとして自らを省みなかったのでしょう。実際に症状として明確にうつ病であると判断できるほどに追い詰められていながら、それでも病院に行くことだけは頑なに拒んでいたという、一体何がその人をそうさせたのでしょう。

こうならないため、そして症状がそれ以上悪化しないようにするためにも病院で診断と治療を行って、その後の生活に支障をきたさないようにする時間を設けなくてはいけません。そんなうつ病を患った際に処方されることになる治療法として一般的なのは、坑うつ剤を用いた薬物治療を中心に行っていきます。あくまで一般的となっているので必ずしも適用されるわけではありません、うつ病を治療する際に必要なこととしては、どうしてうつ病を患うことになったのかという原因を、その人から取り除いてあげることに意義があるのです。

単純にうつ病だから薬で治るというものでもなく、薬だけでは完治しない症例もあります。そうした際には治療法のアプローチを変えて改善への道を模索します、一つ注意点としてはここでもやはり医師が信頼に足る人物であるかどうかということ、これは何より大事なことです。常に主治医と相談しつつ病気改善の第一歩を踏みしめていかなければなりません、その際も本当に自分の症状には薬を用いなければ治らないほど重傷なのか、そこの所もよく相談して決めていく必要があります。

今では薬の数も豊富に

精神的な面による、性格的なストレスからうつ病を発症した人でも薬を使用した治療法を用いるときがあります。その薬についてですが、何も坑うつ剤だけとは限らず、最近ではSSRI・SNRIといった三環系坑うつ剤、また症状にあわせた薬などを組み合わせて治療をしていきます。合わせる薬の例として、不眠症を患っているのであれば睡眠導入剤、強迫観念などの言い知れぬ不安感に襲われている人には坑不安剤といったものを同時に処方されることになります。薬物療法といっても、人によってその処方箋の内容は異なるのは通常の肉体的な病気とほとんど差異はないでしょう。

うつ状態がどれほどのものなのかによって薬を飲む量も異なります、うつ病でもやはり薬物を用いた治療を行っていくとなった場合には、薬の飲み方に気をつけるのも大事なことです。薬を飲んで症状が軽減したと思っても、それはキチンと適切な量を守っているからこそ約束された結果です。早く回復した、急がなくちゃいけないなどと、身勝手な理由から副作用などを気にしないで指定された量以上の薬を服用するなどの行為は絶対に控えなくてはなりません。治りが遅くなるばかりか、薬の処方量が適切ではなかったと主治医が誤解をしてしまい、間違ったままの処方箋を渡されることになります。その後どうなるかなど語るまでもないでしょう。

薬を用いての治療を行っていく場合には主治医と相談して行くこと、どんな病気にも言えることですがうつ病でもそうした医師との連携した綿密な相談をすることで、完治までの道のりが近くなるのです。早く復帰したいと思っても体が追いついてこない、どうしてここで立ち止まっているんだろう、そんなことを考えることもあるかもしれません。早く社会的に復帰したいと考えているかもしれませんが、精神に関わる病気ほど忍耐強く時間を掛けて治療していかなければならないので、焦らないでゆっくりと治療を行っていきましょう。

現代の生活習慣病である、うつ病について考えてみる

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