金銭的な不安について

金銭的な不安について

差し迫る現実問題を解消するために

うつ病と診断された人に降りかかる問題として、やはりどうしてもこれは関門として誰にでも立ちはだかることでしょう。金銭的な問題、うつ病でなくても明日の生活をして行くために必要最低限な諸費用が手許にないといけません。健常者ならその気になればどのような職に就職することも出来て、ゆくゆくはそれなりの生活を営めるくらいに生活費を稼ぐことは出来るでしょう。ですがうつ病患者の場合、それが叶いません。日常生活さえまともに過ごすこともままならないほどに精神が擦り切れてしまっている状態で、企業で責任の伴う仕事を押し付けることはもちろん、簡単な雑用仕事を任せるのも躊躇われるものです。そもそも仕事をしても良いと主治医が許可しなければ仕事を再会することも出来ないので、どうしても先の生活をして行くための資金をどうすればいいのだろう、まずは月々必要最低限のお金を工面しなければなりません。

貯金をしていたとしても、治療期間が長期になることが基本となるうつ病ではいずれ底をついてしまう可能性があります。特に書体持ちの人がうつ病を患ってしまうと本人の治療費のほかに、家族が生活して行くこともままらない状態となるので、先行きは暗くなってしまいます。そうならないためにも、まずはお金の心配を解消するためにどうしたらいいのかを考える必要があります。この項目ではそんなうつ病を発症した人が生活に必要な資金を毎月最低限ながら取得することが出来る、そのことについて紹介をしていきます。

障害者年金の取得

所帯持ちといっても、母親が働きに出て行けばいいというモノでもないでしょう。特に子供を持っていて、まだ到底単独行動をする事は心配が残る小学低学年程度では、心配が残ります。うつ病患者本人が世話をすることも出来ません、そう考えると何も単身者だけが生活をどうしたらいいのかと迷うわけではないのです。夫婦のそれぞれの良心が援助してくれるなどの経済的な余裕があればそれで解決できますが、全ての人がそんな恵まれた環境にいるわけではありません。そんな時、うつ病を発症した人が受給することが出来る制度というものはあります。あまり馴染みはないかもしれませんが、うつ病と診断されてから1年半の時間が経過している人であれば『障害者年金』を申請することが可能となっているのです。

障害者年金といえば身体的なもの、もしくは先天的な細胞などの変異などに伴う障害をしている人が受給するもの、そう考えている人も多いと思います。実際に筆者もこの原稿を書くまではうつ病を患っている人が障害者年金を需給できるという事実を、知る由もありませんでした。ですが法制度の中で実際に受給することが可能となっているのです。といっても誰でも受給できるというわけではありません。仕方のないことですが、これはある一定の条件を満たしていなければ申請しても、年金手当は支給されることはないのです。具体的にどのような条件かというのは次のようなものになります。

うつ病患者が障害者年金を支給されるための条件

  • 1:うつ病と診断された初心から、1年半の時間が経過していること
  • 2:被保険者として各保険料において、納付期間が3分の2以上している者

この二つの条件は最低限の基準となります。ほかにも障害の状態によって支給額も異なってくるので、その点についても少し説明をしていきましょう。

障害年金の等級別について

障害者年金の特徴については、それぞれ症状の度合いによって定められます。うつ病も本人が今どの程度まで発症しており、重症か軽症かを判断して障害者年金の等級が定められます。事案が異なりますが、ここ最近聴覚障害があるとして活動をしていた音楽家を語っていた詐欺師についてのニュースが何かと世間を賑わせましたが、その際に障害者年金の審査が今と昔とでは大きく異なっているということを知った人も多いでしょう。

今でこそうつ病と言うものを性格に断定することが出来なかった時代も合ったことから審査内容が緩かったと思いますが、現在では100万人の人々がうつ病を発症した経験があるまでに成長したことで、認知度も高くなり病気として正式に認められたことで審査基準も上っています。そのためこの際に等級を上げてもらおうて嘘の状態を偽るなどした場合には、審査が通らない可能性もあるので、包み隠さずあるがままに話をしましょう。当たり前のことですが、何かと悪どい事を考えている人がいるので記載させていただきました。

そして等級についてですが、主に1級から3級まで用意されています。基本的にうつ病患者の場合は1級に認定されることはほとんどなく、2級から3級のどちらかとなっています。ではこの2級と3級ではどのような違いがあるのか、詳細を説明します。

2級
・・・身体の機能の障害、または長期にわたる安静を必要とする病状が、日常生活が著しい制限を受けるか、または日常生活に著しい制限を加える事を必要とする程度に値するかどうか
3級
・・・傷病が治らないで、労働が著しい制限を受けるか、または労働に制限を加えることを必要とするに値するかどうか

この説明でどちらがより重症患者に適応されるかどうか、ということは理解できると思います。うつ病は昔こそ正直認知されていなかった病気としてみられていましたが、現在ではしっかりと障害として認められている病気となっているので、所定の条件を満たしている人であるなら申請しておけば、毎月最低限ながら収入として支援金が送られてきます。

もちろんですが

ですが、うつ病を発症していれば誰でも支給されるというものではありません。その例として一番当てはまるのが、一人暮らしの、それも正社員としてではなくフリーターとして働いている人などがその対象となります。正社員として勤務していれば、その期間の間に保険料などを納付しているので問題ないでしょう、フリーターの中でもフルタイムで勤務していて保険料を納付している人であれば、納付額にもよりますが申請することも可能でしょう。ですが最低でも診断されてからの時間を生活して行くことが出来るかどうか、という点が要となります。蓄えもない人がうつ病を発症してしまうと、それだけで先行きが不安となってしまいます。

こればっかりはどうしようもない問題かもしれません、一重に正社員として就職すればいいだけの話と言えません、そもそも社員として雇用されるかどうかも分からない時代ですから安易に考えることも出来ません。

正社員として就職していれば病気の期間でも休暇を取ることが出来る制度を用いているので職を完全に失うということもありません、またフリーターも保険に加入して仕事をしているのであれば、収入を得るための手立てがないわけではありません。うつ病を発症している人が支給することは難しいかもしれませんが、失業手当を申請すればある程度までなら月々最低限のお金を取得することが出来ます。しかし失業手当は支援中に求職案件が来てそれを利用して就職することを前提に制度化されているので、うつ病患者が利用するというのあまり現実的ではないか知れません。

こうした具合に、誰もが必ずしも障害者年金や失業保険といった、うつ病になった後でも一定額月々支給される制度も用意されていることに違いはありませんが、誰もがもらえるわけではありません。そう考えると、例えアルバイトやフリーターだからといって保険に加入しないよりかは加入できるだけの時間の労働を行っていたほうが都合というものがつけられます。いまやいつうつ病を発症するかもしれない社会となっている中で、先のことなど知れませんがそれに向けての対策なども大まかに想像して行動した方がいいのかもしれません。

現代の生活習慣病である、うつ病について考えてみる

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